2003.12.20発行 | HIGH MIND FILE | 大阪版

SUPPLIMENT

今月の表紙は、5人組2MCグループ、SUPPLIMENT。
結成してまだ間もない彼らにライブへの意気込みと真剣な思いを聞いてみました。

アーティスト名

——SUPPLIMENTを結成されてどれくらい経つのですか?

カノウ(G.)「1ヶ月くらいかな」

——ということは、今現在はコピーバンドですか?

まっさん(Vo.)「はい。POSSIBILITYというDragon Ashとツアーを廻っている人たちの曲をコピーしています」

——みなさんはいつから楽器を演奏されているんですか?

ヒサツギ(Vo.)「実は僕、バンド経験も歌うことも初めてなんです」
サカモト(Dr.)「僕もバンドでドラムを叩く経験はこのバンドが初めてですね。バンドを組みたくってドラムを始めました」
ヒサツギ「違うやろ? モテたかっただけやろ?」
まっさん「それはお前やろ!? 」
ヒサツギ「違うわ!」

——ヒサツギくんはモテたいからバンドを始めたんですね(笑)。

ヒサツギ「違いますよ!」
まっさん「そうやろ? 正直に言っとけよ」

——「モテたい」や「注目されたい」という動機で、バンドを始めたア−ティストはたくさんいますよ。

ヒサツギ「そうですよね! だったら認めます(笑)」
ユキタ(B.)「僕はL'Arc〜en〜CielのTETSUさんを見て“カッコ良い”と思ったことと、外タレが弾くチョッパーに憧れを抱いたのがキッカケですね」
カノウ「僕はミスチルの桜井さんに憧れて、中学2年の時にギターを始めました」

——なるほど。ではSUPPLIMENTを結成されて、いちばん印象に残っているエピソードはありますか?

まっさん「つい最近、ドラムのサカモトが事故りまして—」
サカモト「脳しんとうを起こしてしまい練習どころじゃなかった(笑)」

——大変じゃないですか! 今は大丈夫ですか?

サカモト「ケガした時は、自分がバンドを組んだことすら忘れてたんですけど、だんだん思い出してきました。今はもう平気です」

——これから練習で忙しくなると思いますが、次回のライヴに対しての意気込みを教えてください。

ヒサツギ「観客の評価よりもまず5人が一体となって真剣に取り組みたい」
サカモト「お客さんをたくさん呼んでとにかく盛り上げたい!」
カノウ「メンバーみんなのバンドに対する真剣な姿勢は、一緒にいるだけでも伝わってくるんですね。だからまず、それに答えたい! それと、まっさんに負けたくないな。メンバーの中で一番しっかりしているし、ギターもすごく上手いんですよ。今、僕のライバルはまっさんなんで、まず彼に勝ちたいですね」

——同じバンドの中にライバルがいるというのは、すごく素敵なことだと思いますよ。まっさんとユキタくんはどうですか?

まっさん「カッコつけたり、演奏面の上手さを見せつけるのではなく俺たちの“必死さ”を観てほしい。ステージで大汗かいている姿を観てもらいたいな」
ユキタ「僕らが演奏する曲は、ゆったりしたものばかりでノリのいい曲がまったくないんですね。ノリのいい曲ではなくても、プロが演れば盛り上がると思うから、僕たちもそんなライヴをしたい。なぜゆったりした曲を選んだかは、バンド名に関係しているんですよ」

——どういう意味があるんですか? 教えてください。

まっさん「人を癒したいという意味を込めて「SUPPLIMENT」とつけたんです」

——なるほど。ライヴを観るお客さんはノリの良さや上手さだけを求めているのではなく、熱さや癒しも求めていると思いますよ。

まっさん「そうですよね。ライヴではクオリティーよりもそこを表現したいですね。熱さとハングリー精神で頑張ります」


interview & writing by T.Muraguchi
photograph by S.Nakajima(STUDIO 713)

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