PUMPKIN OF CART
今回は、思想的表現者、PUMPKIN OF CARTが登場!生きる意味を考え続ける彼らの、その苦悩と意味をあなたに届けます。

……まず、バンド名の由来を教えてください。
かずや(Vo.&G.)「かぼちゃの荷馬車です。シンデレラに出てくるあの馬車。シンデレラは0時まで夢を見たわけじゃないですか。僕らも決まった時間までのステージで、自分も夢を見て、お客さんにも夢を見せたいという意味で付けました」
……ものすごくカッコいい意味ですね。
こて(Dr.&Cho.)「実は最近バンド名を改名したんです。結成して半年経った頃、僕らの中で大きな変化が重なって。バンドをやっていく意味も当初より深まってきたので」
……と言いますと? 具体的には何があったんですか?
りゅうちゃん(G.)「ライヴでの失敗が、僕らに気付かせてくれたんです。失敗というか、お客さんに失礼なライヴをしてしまったことがあって…」
かずや「聴いてくれている人がいるのに、僕が投げやりになって感情を込めて歌わなかったことがあったんです」
けんたろう(B.)「いや、でもあの時期はバンド以外のところでもいろんな苦悩があった時期だったしね。キツかったです」
こて「僕らの生き甲斐であり、居場所である“ライヴ”という空間での失敗は、本当に苦悩の始まりだったんです。でもそれは、チャンスだと思ったんですね。ある意味、いい時期だと。結果バンド全体が変われたチャンスになりましたね」
……なるほど。でも、ドン底からどうやって這い上がったんですか?
かずや「僕にとっては歌が生きる意味だし実感できる場所だから“しっかりやらねば”と。僕が落ちちゃうとメンバーも道連れになってしまうので、腹を括りました」
……その変化は、バンドにどんな影響を与えましたか?
かずや「目的が明確になりましたね。“誰かの気持ちの中に刻まれる歌を届けたい”と。そのために、「俺たちはここにいる」ということを叫びたいんです。これから、もっともっと苦しんでもがいて叫びたい」
……シンプルかつ重たい目標ですね。
こて「そうですね。このメンバー全員、自分の想いや、存在を振り絞りたいんですね。もったいないんですよ、毎日が。僕の使命は、生まれてきたからには修行を積んでいるつもりで、苦しみも痛みも経験して何かを残すことだと思います」
けんたろう「やっぱり伝える側がちゃんと自分を持っていないと説得力がないと思うので、ひとりひとりが日々精進していくことが大切だと思います」
……深いですね、このバンドは。
りゅうちゃん「ね(笑)? でも、普段はみんなものすごく明るいんですよ。僕はね、「愛されるバンド」が作りたいです。「このバンドが好き」っていうのは気軽に言えますけど、「このバンドを愛してる」とはなかなか言えないでしょ? でも、僕の親父の世代では「俺は(ザ・)ローリング・ストーンズや(ザ・)ビートルズを愛している」と、はっきり言う人が多いんですね。だから、僕らもそんなバンドになりたい」



