【LIVE】東京事変
椎名林檎時代の曲から新曲まで、約2時間で26曲披露! 鮮やかなサウンドに艶やかな歌声、まるでミュージカルを観るかのようなストーリー性のあるステージに、全身と心を震わせた。高校生ライターの愛のこもったロングレポートをどうぞ。
熱い! 可愛い! カッコいい!
REPORT BY MAIKO KAKUTA
言葉にするのが惜しい、でも誰かに話さずにはいられない感動。それが「東京事変 live tour 2005 "dynamite!"」 だ。ド派手な電飾の下で挑発的に歌い、各首謀者(=メンバー)のソロも連発した『ダイナマイト』。晝海幹音さんの男っぽい歌声に林檎さんがコーラスを添える、何とも贅沢な『if you can touch it.』。ピンク色の照明をバックに足踏みしながら可憐に歌う『母国情緒』。林檎さんがまるでトランペットのようにカッコ良く吹くピアニカで始まった『車屋さん』は、演歌なのにお洒落でノリノリ。ソロ時代の曲『同じ夜』は、H是都Mさんのピアノ伴奏だけで情感的に歌い上げ、その立居振舞いはまるでお芝居の一幕。『スーパースター』と共に亀田さんがこのツアーのために書き下ろしたという思いっきりポップな『透明人間』の後は、艶やかに歌う『駅前』へ…。この明→暗、静→動という対比は、ライヴ全体を通して印象的だった。22曲目の『御祭騒ぎ』のサビでは林檎さんが示す阿波踊りのような手振りが客席中に広がり、まさに“御祭騒ぎ”に。ソロ時代の曲あり、メンバーひとりずつの個性的なMCあり、熱いソロもふんだんに散りばめられて、古くからのファンも、新しいファンも、林檎さんのファンも、他のメンバーのファンも大満足の濃密な2時間。首謀者たちの仕掛けた“dynamite!”の爆熱・爆音・爆風を全身で感じることのできるライヴだった。




