ジクリシン
「みんなに好かれる音楽よりも、人間味溢れるバンドに興味がいくようになった」カマチュー(Vo.&G.)

……結成されたのはいつ頃ですか?
カマチュー(Vo.&G.)「中1の時です。フォークデュオみたいな感じで、アコギを持ち寄って、この3人で最初はゆずを演奏しながら遊んでました。そのうち、エレキギターに興味を持つようになって家で弾き始めたんですけど、親に「うるさいから外でやれ!」って怒られて。家の近所に格安の練習施設があったので3人でそこに通うことにしたんです。行ってみたらそこにドラムセットがあって、「こりゃバンドやるしかないやろ!」って最初はノリで始めました」
エヤマッチ(Dr.)「でも、3人ともギターしか演ったことがなくて…。僕はもともとドラムにも興味があったのでドラムをやることになったんです」
ムラリン(B.&Cho.)「僕はべーシストの兄の影響で「ベースって面白いな」と思ってベースを担当することになりました」
……最初はゆずのコピーから始めたとのことですが、今のジクリシンの音楽ってちょっとマニアックだと思うんです。ゆずを演っていたなんてとても想像つかないです。
カマチュー「そうですよね(笑)。中1の時はハイ・スタンダードやGOING STEADYなど、みんなに人気のある音楽が好きだったんですけど、中2からあまり聴かなくなったんです」
……それはどうしてですか?
カマチュー「なんでやろ? 面白くなくなったからかな。人間味溢れるバンドに興味がいくようになったんです。あと、バンドをやり始めた時に“絶対誰かと違うことをやろう!”というテーマがあったので、ZAZEN BOYSやTHE BACK HORNなどダークで人間臭いものを意識的に聴くようにしていたのかも」
……それが今のジクリシンの音楽性に繋がっているんですね。ライヴに関してはどうですか?
カマチュー「どうなんやろ(笑)?」
エヤマッチ「メチャクチャかも」
カマチュー「まだまだやりきれてない感があるんですよ。バンド歴は4年なんですけど、“他のバンドにはできないこと”が何なのかわからなくなってきたというか…」
ムラリン「今、伸び悩みなんですよね」
カマチュー「僕らがやりたいことから外れずに、もっとお客さんがノれる曲を作っていきたいですね」
interview & writing by T.Muraguchi
photographs by S.Nakajima(STUDIO 713)



