2005.7.20発行 | CH WRITER REPORT | 九州版
【STAGE】『六月博多座大歌舞伎』十一代目 市川海老蔵 襲名披露『源氏物語』
歌舞伎座を皮切りに始まった、十一代目市川海老蔵襲名披露。大阪松竹座、名古屋御園座、パリ国立シャイヨー劇場、京都南座を経て、6月2日、待望の博多座で襲名披露初日を迎えた。今回レポートするのは、昼の部で上演される『源氏物語』。「一気に行くぞという気持ち。海老蔵という力強くて若々しい名前に負けない役者になりたい」という意気込みどおりの力強い舞台をchライターがレポートします!!
博多☆THE☆KABUKI!!
REPORT BY SHIORI KAMO
超大規模な舞台セットに、優美な音楽。時代をタイムスリップしたかのように魅了されました。私が、素晴らしいと一番感動したのは、やはり役者さん。身のこなしや指先、目の動きまで丁寧で美しく、一瞬一瞬がキマッていました。のびのびとした声で喋る女性役の人は色っぽささえありました。感情がこもっていて鍛錬された声は、涙を誘い、笑いを誘い、複雑な人間関係に叶わぬ恋というよりどころのない切なさを感じさせます。日本特有の伝統芸能である歌舞伎は、自分でcreateしながら観るので、欧米のミュージカルよりも心の奥に響くものがあると思います。十一代目海老蔵さんの表情や声には、圧倒されるものがあり、FANになっちゃいました!




