2006.3.20発行 | HIGH MIND FILE | 大阪版

Green bottom

「ストリートライヴを通しての人との出会いは、
掛け替えのない経験や感動に繋がりました」(大島)

……おふたりは幼馴染みだそうですが、一緒にミュージシャンを目指すようになったのはいつ頃ですか?

大島「小学生の頃の恩師がギターを弾く姿に憧れたのがきっかけです。その先生は学校でよくギターを弾きながら歌っていて、幼いながらもカッコ良いな~と思っていました。その後、中学生になってからギターを始めたんですけど、そんな僕を見た都筑くんもすぐにギターを買ったのでふたりで活動を始めました」

……最初からオリジナル曲でライヴをされていたんですか?

都筑「最初はコピーだったんですけど、歌っているうちにやっぱり“何かを伝えたい”気持ちが出てきて、気付けばふたりとも自然に曲を作るようになっていましたね。今はオリジナル曲も25曲くらいになっていて、ライヴでもいろんな曲を聴いてもらえるようになりました」

……おふたりは最初にストリートライヴからスタートして、現在ではライヴハウスでも精力的に活動されていますが、特に印象に残っているライヴはありますか?

都筑「初めてストリートライヴをした時は、道端で歌うということに抵抗があって…。恥ずかしさと緊張から、ギターをケースから取り出すのに30分、歌い出すまでさらに30分という感じだったんですけど(笑)、思い切って1曲歌ってみるともう気持ちよくて! でも歌や演奏力のレベルを上げていきたいという部分では、楽しいだけじゃ変わらないんですよね。そんなことを感じながらストリートライヴをやっていると、同じようにストリートで頑張っている年上のデュオに出会ったんです。先輩の立場からいろんなアドバイスや意見をくれて、その地点から音楽に対する姿勢がより本格的になりました。彼らとの出会いは僕たちの音楽活動にとってすごく大きかったです」
大島「やっぱりストリートライヴの最大の魅力ですよ、人との出会いって。刺激をくれるアーティスト仲間にしても応援してくれるお客さんにしても、偶然の出会いが掛け替えのない経験や感動に繋がっています」

……そういえばGreen bottomの曲は、恋愛を通して“人との接し方”のようなことを歌っているものが多いですね。

都筑「例えば僕が書いた『愛ヨ届ケ。』という曲では、恋人とのすれ違いから“思っているだけじゃ伝わらない、言葉で伝えたいし伝えて欲しい、そうやって向き合っていきたい”という自分の恋愛観を歌っています」
大島「実は僕もよく似た内容の曲を書いていて、2年前くらいにできたものでいつも路上ライヴの最後に歌う大切な曲なんですけど、言葉にできない気持ちをどう伝えればいいか、悩んだり苦しんだりするのって頑張って生きてる証拠だよねってことを曲にしました。ただ、今後は高校も卒業してもっと視野が広がるだろうし、恋愛だけじゃなくていろんな曲を書いていきたいと思っています」

……音楽活動以外でも一緒にいることが多いんですか?

大島「それが、音楽をやり始めてからは音楽以外で一緒にいることが減りました。でも去年のクリスマスの出来事だけは忘れられません!」
都筑「千葉から横浜を目指して、ふたりでギター担いで自転車で旅に出たんです。最終的には途中で断念して電車移動に変更したんですけど(笑)、目的地の横浜で路上ライヴをするつもりが、寒さと疲れのため早々と切り上げて、カップルだらけの中なぜかふたりで観覧車に乗りました(笑)」

……それは印象深い思い出ですね。では最後に、今後も一緒に活動していく大切なパートナーに一言お願いします。

大島「こいつにですか!? 確かあるお笑い芸人さんが言っていた言葉なんですけど、まぁとりあえず…売れるまではどんなに仲が悪くなっても解散しないでね(笑)」
都筑「なんだよそれ(笑)。じゃあ、売れても解散しないでね! こんなふたりですが頑張っていくので、どこかで見かけたら僕たちの歌を聴いてみてください。よろしくお願いします!!」

photograph by H.Take


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